30までに死ぬ宣言からのロスタイム

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色々と諦めてた人が呆れられたくなくて諦めなくなったお話

【聞いた話の再構築、マインドセットの話】(1/28)

昨日聞いた話がとても面白かったので、
記録もかねてまとめる。

因みにマインドセットというのは「自分の思考の癖」を指す。

 
引き寄せの法則というものを一度は聞いたことがあるかもしれない。

積極思考と呼ばれるものでwikiから抜粋すると

「積極思考は、なんでも前向きに物事を考えればそれは実現し、人生はうまくいく、という考え方、物事の良い面を見ようと努め、ポジティブな姿勢を保ち、「思考そのもの」を変えることで現実を変えることを目指す思考法である。ポジティブな思考はポジティブな現実を、ネガティブな思考はネガティブな現実をもたらすとされる。」

 ざっくり言うと、こういう感じである。

つまりポジティブに物事を捉えることでポジティブな現実を手に入れることが出来るよ~(逆もしかり)というのが引き寄せの法則なのである。


まぁめちゃくちゃな話だし、マルチとかの現場でも使われている地獄ワードなので信じられない人も多いと思う。個人的にも「何いってんだ阿呆か」くらいには思うところがない訳でもない。

 

では別な話をする。
分かりやすいように適当にネットから拾ってきた画像を用いる。
(厳密にはOUTなのだが営利目的でない個人ブログということで目を瞑っていただきたい)

「古典的条件付け」の話だ。
古典的条件付けというのは「レスポンデント条件付け」とも言われる。
分かりやすい例で言えば「パブロフの犬」と聞けば分かるかもしれない。
画像だけで分かる部分も多いと思うので割愛する。

心理学】古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ)とは?日常例や行動療法について | 公認心理師の試験対策ノート


これに関連したもので「スキナー箱」というものがある。
こっちは「オペラント条件付け」と呼ばれるものだ。

人工知能概論 7

微妙に異なる内容で、よく混同されがちなのでざっくりいうと

 

オペラント条件づけ
→条件づけの前に反応が起こる必要があり、その反応は随意的。

レスポンデント条件づけ
→条件づけの前に反応が起こる必要はない。また、対象となる反応は不随意的。

という部分が変わる。

 

もっとわかりやすく言うとこんな感じである。

Clinical Question Q&A形式で疑問を解決 Q1 オペラント条件づけと疾病利得とはどのようなものですか? | M-Review



「もうコレが来たらコレ!!」なのがレスポンデントで、
「ああコレのときはこうだった!!」で経験値が上がっていくのがオペラントみたいなもんだと思って頂いてもいいだろう(厳密には違うんだけどね)

 

で、これは動物に限った話ではなくて
人間にも言えることで「正」か「負」かみたいな部分は
生きていく中でぼんやりと勝手に強化されていく。

例えば僕は偏頭痛持ちなので
雨が振ると、高頻度で頭痛がする。
そして大抵ロクなことが起きない。
「雨が降ると、何もかもうまくいかない」

くらいまで負の強化が進んでいる。
これは僕の偏食の部分にも大きく関わる。

 

人間は同じ過ちを何度と繰り返す。しかし、見るべきは「結果」のみではなく「何が条件(トリガー)になっているのか」が問題だ。何かしらそのトリガーを見つけ出すことで、二度も三度も過ちを繰り返さずに済む方法もある。

自らにその「トリガーを引かせない」ことだ。

ここで表題に戻る。
マインドセット」の話だ。

 

あくまでネガティブな話に限って言及する。

「なぜトリガーを引いてしまうのか。」

トラウマや行動経験などから「負」の強化が行われているのだ。意識的であれ、無意識的であれ、他者からの言葉であれ「どうせ〇〇になってしまう」という働きかけが行われているのだ。

 

極端な話「それを引かせなければいい(or引き抜けばいい)」ということの発展先がある種「引き寄せの法則」の話と似てくると僕も考えている。

 

やるかやらないか、でもなく
できるかできないか、でもなく。

 

「やる」「出来る」という意識付けを行う。

もちろんそれだと出来なかった時に
簡単に挫折が生まれてしまうので

「少しずつやれるようになる」

「少しずつ出来るようになる」

「少しずつ変われる」

といったような働きかけにする。

 

もちろんに切り詰めた状態で焦っても、
ロクなことにはならないし、変なことになるので
(実際になってるのが自分であるという自覚もあるので)

目標設定は「甘め」にする方がいい。
そしてその目標到達を心から喜んだほうがいい。

 

 

と、そういう話を聞いた。

結果がどうかは置いておいて
少し焦っているのかもしれない。
少しずつ、「千里の道も一歩から」である。

 

ガラではないが自分に「絶対に出来る」と言い聞かせている。
性分にも合わないが「あなたなら大丈夫」と思って信じてやって欲しい。
そういうもんなのである、多分きっと。

 

信じてもらえるように結果も出していく。

嫌いな自分はやはり「嫌い」なのだ。