30までに死ぬ宣言からのロスタイム

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色々と諦めてた人が呆れられたくなくて諦めなくなったお話

【スパイシーモスバーガー(ソイパティ)】(1/24)

偏食ゆえに生の野菜や果物を殆ど食べたことがない。

というわけで試行錯誤。

 

 

さて、先日のこれは失敗して
悲しさを背負ってしまったので
反省点を元に別なチャレンジです。

 

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前回の反省点は「自分の咀嚼音や食感が気になる(ことにより拒絶反応→吐き気がする)」という部分でした。味の部分だけクリアすればどうにかなるものでもなさそうだったので、今日は「一緒に食べて誤魔化せる」を前提にチャレンジ。

 

色々と考えに考えて至った結論はこれ。

ハンバーガーである。

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スパイシーモスバーガー(ソイ)

 

そもそも減量都合でかなり食欲は収まっているものの、
「ジャンク」な味というものを摂取する機会がない。


おそらくこれなら「美味しい!」と感じるのではないかと予測を立てた。


私は、生のトマトを食べたことがない。正直、トマト缶のトマトすらもあまり得意ではなく加熱したとしても果肉の感じが得意でない傾向にあった。しかし「味」は嫌いではないのだ。どうにもあの「フレッシュ」な感じが苦手で仕方なかった。

 

この「スパイシーモスバーガー」にはミートソースが使われている。
そして含まれる野菜は3種類。

「フレッシュトマト」

「ダイスカットオニオン」

ハラペーニョ(ピクルス)」

いずれも加熱調理して粗みじんにしたりすることで、今まで摂取してきたことのある食べ物だ。加えて、そのいずれもが「ミートソース」に含まれていても何ら違和感がない組み合わせ。更にはモスバーガーの「ミートソース」はソースの量が比較的多いのが特徴である。

 

つまり、

 

脳と舌の両方に「味」の誤魔化しが効く。

脳がエラーを吐き出しにくい組み合わせだ。

更に僕は辛い食べ物は好きである。

 

一応にカロリー制限はかけているので、
パティをソイパティにした。
と言ってもカロリー上で大した差はない。
故、純粋に「肉」で組み合わせてもいいのだが、
それだと逆に「野菜そのものの味」を掴みにくくなる可能性があった。

 

好き嫌いの次元でなく、YES/NOの次元の病的な偏食の僕にとっては「味」の誤魔化しよりも「脳」の誤魔化しの方が大事なのである。

 

という訳で食べた。
(念の為に烏龍茶Mサイズを用意した)

 

美味い。美味いじゃん、これ。

 

というのが率直な感想だった。今まで忌避してきたからだろうか、それとも減量による「なんでも美味しく感じるバグ」みたいなものだろうか。
どちらも何らかの作用はしていそうだが、驚くほど美味しく感じた。

トマトをすする。玉ねぎをすする。ハラペーニョをかじる。
いずれもやや生々しさを感じはしたが、ミートソースとバンズとパティが上手く緩衝材のような働きをしてくれて、苦手意識を脳に感じさせない。

 

もちろん「脳を騙す」という部分も含めて自己暗示的に「美味しい」を刷り込もうと思ってはいたが、あまりその必要もなかった。

結果的に「生のトマトを食べたことがある」ということは事実であり経験だ。

 

ただ何にしろ、一口目が一番勇気がいる。

 

出来ることから順番にこなしていって、

 「食べたことがある」

→「食べることが出来る」

→「食べたい(美味しい)」

へのステップアップをしていかねばならない。

 

まだ初歩中の初歩である。少しずつ、少しずつ練習だ。