30までに死ぬ宣言からのロスタイム

30までに死ぬ宣言からのロスタイム

色々と諦めてた人が呆れられたくなくて諦めなくなったお話

【トルティーヤと旅館ご飯】(1/25-1/26)

さて、やっていきましょう。
食べられたものが意外と多く、傾向と対策が色々と導き出せた2日間だった。

先日のハンバーガーや千切りキャベツによる「成功体験」から、
ある程度の条件が導き出せてきた。


現在時点、僕の野菜や果物がダメな条件の順序としては

「食感」>「匂い」>「味」>「見た目」だ。

ちなみに、少し前までは
「見た目」=「匂い」>「味」>「食感」だった。

どちらかと言えば「見た目」や「匂い」で既に食感や味に関してのネガティブイメージとともに吐き気が湧いてきていため、忌避してきた。

少しセルフマインドコントロールに近いことをして、「見た目」や「匂い」の部分を後ろに下げることで、「まずは一口」をこなせるようになってきた。

極端な話、「食べてみて、吐かないなら大丈夫(美味しければ尚良し)」なのである。
もちろん、まったく抵抗感がないわけではないし、食べている途中に感覚が鋭利になることで吐き気を催すこともある。ということでトライ&エラー。

 

1/25

(昼食)

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トルティーヤタルタルチキン(ファミマ)


問題なく食べられた。鶏肉の弾力と生地の弾力で生野菜の食感が誤魔化されるため、かなり食べやすい部類だった。ちなみに気付いたことであるが野菜を口の中にいれる際に「下」に置くと、僕はエラーが発生して吐き気を催すようである。タルタルソースという部分も相まって味がかなり良い。この商品の場合は完全に「巻かれている」というのが僕にとって有り難かった。これは経験値向上のため正直リピートしたい。
ちなみに減量都合で食欲がセーブされてるため1個(1/4量)で十分。

 

(夕食)

旅館にてコース料理。
事前に「生野菜が得意ではない、野菜全般が無理」と伝えていたが、よくあることで完全別メニューにはならない。覚えてる範囲で書いていく。


「かずのこのなんかアレしたやつ」

→独特だったが問題なく食べられた。山芋のシャクシャクした感じは割合、僕の中では早期にクリア出来そうである。分かったことだが千切りにした人参は苦ではない。
かずのこは本当に独特だったが、以前にTVで見た「魚卵」の話と外国人の反応(味覚の大きく異なる外国人でも食えるならイケるやろ)という部分をフル活用して突破した。

 


「手毬すし(サーモンをカブの漬物で巻いたやつ)」
→これも問題なく食べられた。というより刺し身はツマと食べる方が好きなのかもしれないとすら感じられる。意外とイケるもんだ。

 

「きんかん煮漬」
→不思議な食感と味だったが問題はなかった。
少し分かったことだがフルーツの方がよほど個人的には楽。

 

「すき焼き」
→僕のはトマトが除外されていた。
えのき茸は元からそれなりに食べることは出来る。大きめに切ったネギが食べられるか不安だったが肉と一緒に食べれば問題はなかった。焼き鳥のネギマも多分この理屈でいけば食べることが出来そうである。

 

「刺し身」

→問題なし。安全圏、世界平和。

 

「お吸い物」
→なんか葉物がいくつか入ってはいたものの苦にはならなかった。
蛤の真丈(しんじょ)が美味しくて驚いた。汁物はある程度咀嚼した後に汁で流し込むことが出来るのでありがたい。(因みに昔はゼロ咀嚼で飲み込んでいた)

 

「蒸し物」
→伊勢海老と焼売は言うまでもなく美味かった。

→茄子

これが意外と厄介だった。茄子はまず大きい。食感的には問題ないものの味付けが薄かった都合で咀嚼すればするほど「茄子」が主張してくる感じに苦戦した。逆に天ぷらや麻婆茄子だとどうなるのかは気になる。多分イケそう。

→コーン
美味しいのだが「甘い」のと「口に残る感覚」がしんどい。あと口の中で残る感じがどうにもダメである。しかしコーンそのものの味は食べ慣れているし、スナック菓子やスープでは摂取してるのだから未経験ではないというのが精神的な支えになった。

 

→肉

安全圏!!ししとうは初めて食べたが苦味が良い。
肉と苦味はマッチするのかもしれない。

 

→山菜ご飯
炊き込みご飯は実は鬼門の1つである。
しかし食感的には違和感なく食べられた。
具材的には明らかにOUTなのが多数入っていたが
意外と気にならないものだ。
赤出汁の味噌汁の塩味がよく合う。美味い。

 

→デザート

イチゴを除けば何も問題はない感じ。
そういえばイチゴは昔食べられたのに、どうしていつからか食えなくなったんだろうなとぼんやり考える。確か幼稚園の頃までは食べられたし、好きだったはずなのに。おそらくこのあたりのどこかで「野菜」や「果物」というものに対するトラウマ地味たものが形成されるエピソードがあったのかもしれない。もしくは以前見た記事同様に「自我」の部分の形成と結びついているのかもしれない。

 

※酒

何故か知らないが、あまりベロベロに酔わなくなっていた。
多分、体内の臓器関係の疲れがないからか、
サプリによる栄養補助が効いているのかもしれない。

 

 

1/26
(朝食)

 

旅館の朝食というものはボリュームが多い。
そしてヘルシーなので野菜が多くなる印象。
朝から過酷な挑戦ラッシュは始まる。

 

ごはん

→文句なし。苦ではないし好きだが減量中なので複雑な心境で食べていた。
しかし「ご飯」を使うということで食べられるというケースがいくつか存在したので、個人的に可能性がまだまだありそう。

 

煮しめ
→たけのこを除き全て食べる。こんにゃくは意外と美味しい。
ちなみにこんにゃくは牛乳と一緒に戻したトラウマがあるので、正直喉奥からビリビリとするものを感じる。しいたけは出汁感が凄い。味が濃い。

 

味噌汁
→もやしがINしているタイプだった。もやしはシャキシャキとするので苦手ではあるのだが、ここのは細めだった。なんか調べたら、もやしの太さは元々の豆の違いとかそういうのがあるらしい。ともかく食えた。もやしは早く食えるようになりたい食材の1つである。少し喉がビリビリとした。

 

目玉焼き
→問題なし。問題があるわけがない。

 

ほうれんそう胡麻和え
→食感的に問題はない。わりと食えるのだろうが既に他のもので喉奥を刺激していたため半分ほどで断念。

 

なます
→にんじんとだいこん。この2組については食べられるのは証明済。
しかし甘酢というのが独特。とっさに焼き魚と一緒に食べることで処理。
南蛮漬けみたいな感じで食べれば問題ないのだ。
ぶっちゃけ上の認識切り替えに至るまでに時間を要したため、一番キツかった。

漬物(きゅうり)
→さすがにまだ食べられるわけがないので譲る。
きゅうりも然り、漬物は僕のトラウマ要因の1つなので最後に立ち向かいたい。
今はまだその時ではないと思う。


にまめ(大豆)

→甘い。甘い。噛んでるうちに「あんこ」みたいになる。
途中で「ごはん」と一緒に食うという発想がなければやばかった。

 

ごぼうとにんじんのやつ
→残念ながら挑戦したが1口で断念。悔しい。まだダメなようだ。

 

茶碗蒸し
→具だくさんすぎてパニックになった。しょうがが入っている茶碗蒸しは初めて食べた。葉物にきのこに忙しい茶碗蒸し。以前なら間違いなく食べられなかったが、難なく突破。こういう経験を増やしていきたい。

 

 

というわけで、色々と収穫も多ければ学び・気付きの多い2日間だった。
一人で挑戦するよりも、もうひとり目の前で色々聞ける相手(かつ相手の舌や味評を信用できる)からのフィードバックがある状況は、かなり立ち回りやすかった。
もう少し頑張っていきたいものだ。

 

そろそろ次の治療の予定を立てなければ。